フィンランドを代表するテキスタイルメーカー
「LAPUAN KANKURIT」(ラプアン カンクリ) 。
本国以外では初の路面店が表参道に2019年10月4日オープンしました。
毎月はじまったシナモンロール販売会、1月の会は
マルカのシナモンロールの販売をさせていただきます。
カルダモンがたっぷり効いたマルカの北欧シナモンロール、
ぜひお楽しみくださいませ。
販売日程:2020年1月4日(土)5日(日)両日とも12:00より販売となります。
場所:LAPUAN KANKURIT 表参道
東京都渋谷区神宮前5-13-12 1F
open 12:00-20:00 (closed on Tuesday)
tel.03-6803-8210
https://lapuankankurit.jp
https://note.mu/lapuankankurit
◯シナモンロールについて
シナモンロール発祥の地が北欧だというのはご存知でしょうか。
初めて北欧を旅した2009年9月、シナモンロール発祥の国で
本場のシナモンロールを食べることにわくわくしていました。
スウェーデンでの最初の朝、ふと目についたパン屋さんでシナモンロールを
買って食べました。それがびっくり!カルダモンというスパイスが効いていて
これまでイメージしていた「シナモンロール」というよりは
「ペッパーパン」という感じで、とにかくスパイシーだったのです。
これには驚きました。カルダモンがこれでもかというほどに効いています。
カルダモンとはショウガ系のスパイス、シナモンロールをはじめ北欧の
お菓子に欠かせない香辛料です。いまも雑貨の買い付けでたびたび北欧を訪れては、
いろんなお店でシナモンロールを食べ歩いて、本場のシナモンロールを楽しんでいます。
一般的なシナモンロールといえば、たっぷりアイシングがかかった
うずまき型(名付けてアメリカ巻き)を想像しますが、スウェーデンでは
ぐるぐるっとねじった生地をひとまとめにしたもの(名付けてスウェーデン巻き)、
フィンランドでは映画「かもめ食堂」でもお馴染みの耳の形
(名付けてフィンランド巻き)をしているのが特徴です。
白い粒砂糖もアクセントになっていて、ルックスもかわいらしいです。
いろんなパン屋さんでシナモンロールを食べているうちに、
だんだんカルダモンの味のトリコに・・・
日本でもカルダモン入りのシナモンロールをたくさんの方に知ってもらって、
大好きになってもらえればと思いました。
マルカのシナモンロールは、オープン当初の2009年より作っています。
北欧で食べるシナモンロールは、やわらかくて日本人に好まれそうな食感だと
思いました。もともと、わたしのレシピは水分やバターが多く、
もっちりとしていることから、北欧シナモンロールに向いていると思いました。
途中スウェーデン巻きからフィンランド巻きに変わったり、
バターの量を調整したり、カルダモンを増量したりと試行錯誤して、
いまのシナモンロールになりました。ひとりで作ってますので、
たくさん作ることはできませんが、お店の看板メニューとして、
これからも長く作り続けていこうと思っています。
マルカでの販売について、テイクアウトは土曜日のみとなっています。
カフェでのイートインは毎日お召し上がりいただけます。